7 generations walk

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ウォーカーの感想  / 藤本ヒロシ

大阪から東京まで歩いてみて、いろんな場所をおとずれ、いろんなひとに会い、いろんな話をきいて、参加するまではあいまいだったいろんなことが、すごくクリアになりました。

 北山耕平さんのお話をきくために、7 generations walk のプレイベントに参加して、大阪から東京まで歩くということを知り、話のネタになればと軽い気持ちで参加を決めたのですが、参加してよかったなと、今では参加できたことに感謝しています。

 山を歩き、街を歩き、海辺を歩いて。TVをみることも、本を読むことも、映画をみることもなく。日の出をみて、雨の中を歩き、人目も気にせず地べたに座りこんで、落日をみて、月や星をながめて。

 いままで必要だと思っていたたくさんのモノや、自分という縛りが、歩き、移動し続けることで、どんどんどんどんそぎ落とされて、生きて「ある」という実感の中に、ここちよくいる自分を感じました。

 バックパックひとつの荷物で移動し続けた体験から、「必要なものはそんなにないな」と感じ、walkが終わってまず、自分の部屋の中の必要ではないものを処分することからはじめました。いろんな場所でおきている環境問題は、必要以上に求めるからこそおきているものだと知ったからです。

 世界の流れをかえるほど、大きな流れをつくるのは難しいですが、そこも求めすぎず、自分のみのたけにあわせて、求めるものことを少なくすることで、これからも一歩一歩、歩いていこうと思っています。

藤本ヒロシ